2017年9月21日
リコリス Licoris radiata
9月17日のドリーン先生オリジナルデザインレッスンオータムデザインで使用した「リコリス」について
とても綺麗なのでもう少しご紹介します。
「リコリス」とよく似たお花が「ネリネ」
この日のオレンジがかった黄色の美しい花は「リコリス」
違いがわからなかったので、調べてみました。
両方共ヒガンバナ科
「リコリス」Licoris radiata はヒガンバナ科リコリス属
「ネリネ」Nerine はヒガンバナ科ネリネ属
ということで、親戚筋ではあるようです。
どちらも有毒性。
「リコリス」はアジア東部原産で「ネリネ」は南アフリカ原産
赤い彼岸花、曼珠沙華と呼ばれるのはリコリスのようです。
雄しべが反り返って長く突き出すのが特徴だそうです。
ダイヤモンドリリーはネリネの別名
花びらがキラキラ光るのでダイヤモンドリリーと呼ばれるとか。
リコリスの学名 Licoris radiataの radiataとは放射状
という意味。雄しべの感じですね。
ネリネの学名 Nerineはギリシャ神話の水の女神だそうです。
いろいろな名前がある、お花の名前は奥が深いです。
ちなみに、オランダ人が大好きな黒いドロップ、日本人には
美味しくないのですが、これはリコリスでできていると聞きました。
有毒性なのに?と思って更に調べてみたところ、
甘草 Liquoriceという違う植物でした。