季節の花(18件中 / 8件)
2017年9月21日
リコリス Licoris radiata
9月17日のドリーン先生オリジナルデザインレッスンオータムデザインで使用した「リコリス」について
とても綺麗なのでもう少しご紹介します。
「リコリス」とよく似たお花が「ネリネ」
この日のオレンジがかった黄色の美しい花は「リコリス」
違いがわからなかったので、調べてみました。
両方共ヒガンバナ科
「リコリス」Licoris radiata はヒガンバナ科リコリス属
「ネリネ」Nerine はヒガンバナ科ネリネ属
ということで、親戚筋ではあるようです。
どちらも有毒性。
「リコリス」はアジア東部原産で「ネリネ」は南アフリカ原産
赤い彼岸花、曼珠沙華と呼ばれるのはリコリスのようです。
雄しべが反り返って長く突き出すのが特徴だそうです。
ダイヤモンドリリーはネリネの別名
花びらがキラキラ光るのでダイヤモンドリリーと呼ばれるとか。
リコリスの学名 Licoris radiataの radiataとは放射状
という意味。雄しべの感じですね。
ネリネの学名 Nerineはギリシャ神話の水の女神だそうです。
いろいろな名前がある、お花の名前は奥が深いです。
ちなみに、オランダ人が大好きな黒いドロップ、日本人には
美味しくないのですが、これはリコリスでできていると聞きました。
有毒性なのに?と思って更に調べてみたところ、
甘草 Liquoriceという違う植物でした。
2017年8月5日
睡蓮 Nymphaea tetragona
ドリーンフラワーデザイン、横浜アトリエには小さな池があります。その池の睡蓮が綺麗に咲いていました。
地下茎から茎を伸ばし、水面に葉と花を1つ浮かべる。花の大きさは3~4cm、萼片が4枚、花弁が10枚ほどの白い花を咲かせる。花期は6月~11月。
未の刻(午後2時)頃に花を咲かせることから、ヒツジグサと名付けられたといわれるが、実際は朝から夕方まで花を咲かせる。 *Wikiediaから引用しました。
ヒツジグサともいわれるというのは知りませんでした。
アトリエでも未の刻(午後2時)だけでなく、朝から開いたり閉じたりしています
ドリーン先生は「今お花寝てる」と言いますが、睡蓮の睡の字を見ると、この表現もいいのかもと思います。
学名は Nymphaea tetragona
オランダ国家認定資格DFA2では、植物の学名の勉強もします。その時、名前の由来や発音の仕方も勉強しました。aeとつながっている場合は e(エ)と発音すると教わったので、ニムファエ テトラゴナと読むのでしょうか。
暑い夏、睡蓮は涼しげですね。
2017年7月26日
クッカバラ Philodendron
仕入れに行った世田谷市場に大きな大きなクッカバラがありました。ドリーン先生をラッピングできそう!
この大きさの葉ということは、全体像はどんな感じでしょう。
クッカバラ Philodendron cultivars サトイモ科、中南米原産
「学名はギリシャ語のPhileo (愛する)とdendron(木)に由来する。この属の多くのものが木に登る性質を持つことからつけられたものである」そうです。
意外にロマンチックなネーミングですが、よく考えると木を愛する。木に登る。木にとりつく?
レッスンでは手のひらサイズのミニミニクッカバラを使ったりしますので、この大きさはちょっとビックリでした。
2017年7月23日
ルドベキア Rudbeckia
仕入れに行った世田谷市場で見かけたながーいルドベキアドリーン先生と比べると、150cmはあります。
このタイプはルドベキア・ラキニアタ Rudbecka laciniata でしょうか。
ルドベキアは、スェーデン人の植物学者、オロフ・ルドベック Olof Rudbeck さんにちなんでつけられた名前だそうです。
和名はオオハンゴンソウ イメージが全然違いますね。
2017年7月10日
アマランサス Amaranthus caudatus
先週の金曜日の仕入れで買ったアマランサス Amaranthus caudatus長くてボリュームのあるものが手にはいりました。
アトリエで水揚げ中、あまりにもきれいなのでドリーン先生を入れて撮影。
ドレッドヘアみたいなモコモコ感です。
グリーンとピンク寄りの赤をよく見ます。他にも色あるのかな。
どんな作品に使用したのか。。またご紹介しますね。
ラテン名はAmaranthus caudatus DFA2で植物のラテン名を覚えるのですが、その時比較的覚えやすかった名前です。アマランサス・カウダータス。本当はカウダートゥスって発音ですけど。
夏から秋にかけていろいろな作品に活躍してくれそうな花材です。
2017年7月4日
凌霄花(ノウゼンカズラ)Campsis grandiflora
先日、打ち合わせついでに立ち寄った横浜・山下公園のお花シリーズの最後は、凌霄花(ノウゼンカズラ)夏から秋にかけ橙色あるいは赤色の大きな美しい花をつけ、気根を出して樹木や壁などの他物に付着してつるを伸ばす。(Wikipedia参照)
中国原産ということで、英語名はChinese Trumpet だそうです。
大きなアイアンのアーチにからんで立派に育っていました。アーチがいくつも並んだいたのですが、他はあまり元気がなく海に近いアーチがフサフサのノウゼンカズラアーチとなっていました。
ちょっと寄り道でいろいろなフラワーパワーに巡り会え、オトクな1日でした。
2017年7月3日
アガパンサス Agapanthus cultivars
先日、打ち合わせついでに行った横浜・山下公園にはアガパンサスがフルブルーム!大きなものは子供の頭くらいの大きさ。
切り花で見ることが多いので、地植えのアガパンサスの元気さにビックリ。
フラワーパワーをたくさんもらいました。
2017年7月2日
銀杏 Ginkgo biloba
先日打ち合わせのついでに行った横浜・山下公園近くの横断歩道の横に、大きな大きな銀杏の木がありました。そしてそして、たわわなギンナン発見!!!見えますか?すごい数です。
美味しいですよねぇ、ギンナン。でも秋にはこのあたり大変なことになるんだろうな。いろんな意味で。
銀杏の葉は形も独特なシェイプ、割りと厚い葉です。
ADFAではいろいろなテクニックも学ぶのですが、その中の一つにオーバーラッピングテクニック over wrappingがあります。銀杏の葉でオーバーラッピングするととても綺麗です。
紅葉すると黄色になるので、その時期に緑から黄色のオーバーラッピング、素敵ですよ。